こんにちは。
フラメンコギタリスト池川寿一です。
本日は毎月恒例、弟ヒロとの
茨城県にある老人ホーム施設での演奏でした。
一日3箇所回るこの活動もかれこれ10年以上、
時間が経つのは本当に早い、、、。
普通老人ホームでの演奏といえば「ボランティア」になりがちなのですが、
こちらの施設では外出できない利用者さんたちのためにと
わざわざ経費を使って、プロのミュージシャンを呼んでくれているのです。
そんな心意気に溢れた場所で
今日も音楽いっぱい、笑い声いっぱいで
楽しいひと時を過ごすことができました。
さて昨日、
「フラメンコを広めるための秘策！？」
というテーマでお話しました。
さらに考えていくうちに、
「本当にぼくがやりたいことってなんだろう？」
と思うようになりました。
もちろんぼくはプロのフラメンコギタリストとして、
人前で演奏したり作曲したり、
教育者としてレッスンをしたり、
教材を作ったりしているのですが、
それはあくまで「表面的な部分」
でしかないような気がしていたので、
自分の内面とは？
自分が本当にやりたいことは？
自分が目指したいことは？
を、今日の帰りのつくばエクスプレス
(電車名ね、ちなみに)で、
突き詰めていったら、
「ぼくが目指したいことはこれなんじゃないか」
ということに行き着きました。
それが、
「情熱を持って生きる人を増やしたい」
でした、、、。
うわー、ベタな言い方。
でもこれしか思い浮かばなかった、、。
フラメンコはもちろん大好きだし、
この魅力を全国に広めたい！
と思い、ライブ活動したり、
レッスンやセミナーやったり、教材作ったりと、
根本の活動はライフワークとして
これからも一生涯続けていくつもりですが、
それは活動のごく一部。
“池川寿一”というぼく個人を通じて、
「情熱」(なぜかこの言葉が好きなんだなぁ)
を持つことの素晴らしさ、楽しさ、力強さを届けたい。
ぼくは2011年に起きた東日本大震災をきっかけに、
「日本に圧倒的に不足しているフラメンコギタリストを増やす」
というビジョンが見つかり、それ以来邁進していますが、
ギター生徒や教則本の購入者、Youtube動画の視聴者からは時おり、
「先生と話していると元気が出ます」
や
「動画でいつも勇気づけられています」
という声を幾度となくもらうようになりました。
「元気？それって
フラメンコと関係ないじゃん！ｗ」
と心の中で突っ込んでいましたが、
いやいや、そうではなく、
ぼく個人を通じてフラメンコを知ってもらい、
好きになってもらう、ということ。
つまりは「何を学ぶか？」ではなく
「誰に学ぶか？」が大切なのではないか。
振り返ると小学生の時、
大して好きでもない教科でも、
先生が面白ければ、
自然とその教科が好きになったり、
その逆もあったり。
何かに興味を持って学ぶ機会がある時、
それを教えてくれる人、導いてくれる人の存在って
とても大きいはず。
先生が厳しかったり、優しかったり、
面白かったり、人それぞれだけど、
それを自分に当てはめた場合、
「元気になった」
「面白かった」
「楽しかった」
「勉強になった」
と言ってもらえたら
こんなに嬉しいことはない。
一言でまとめると
ベタな言い方かもしれないけど、
「情熱」という言葉に行き着くわけです。
というわけで宣言します。
ぼくはぼく自身を通じて、
情熱を持って生きる人を増やします。
世の中から、自殺やいじめ、
妬みやヒガミがなくなり、
お互いを認め合えるようなそんな世の中を目指したい。
そしてたまたまフラメンコに
興味を持ってくれたら嬉しいなぁ。
そんな心づもりでこれからも活動して行きます。
そんなぼくのこれからの活動は
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それではこれからも
人生を”情熱的”に楽しんでいきましょう！
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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
