フラメンコらしい発声はどうやってできるの？

フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。

 

昨日は、

歌い手の声鳴らしの部分、

サリーダ(salida)

についてお話しました。

 

本日は、
 

フラメンコらしい発声は

どうやってできるの？

というテーマでお話します。

 

少し小難しいタイトルですが

読めばきっと「なるほど！」と思えると思います。

 

さて、カンテはもともとは

ジプシーと呼ばれる民族が

差別や迫害を受けて生まれたと言われています。

踊りのシーンにもよるのですが、

体の内側にある叫びや嘆きを

全身を使って、

時には切なく、時には力強く

歌われるのが一般的です。
 

 

(中には、Alegrias(アレグリアス)などの

明るい曲種もありますし、

お国自慢や色恋を歌った明るい歌詞もあるので、

一概に言えませんので、参考までに！)

 

どのジャンルの音楽もそうかもしれませんが、

フラメンコの舞台に上がるアーティストには、

よく、

「覚悟」や「決意」

が必要と言われています。

その気負い、その緊張感が観ている者を

圧倒するのかもしれませんね。

 

一度そんな目線で

フラメンコの動画を観てみると

より楽しめると思います(^^)

 

明日もカンテについて

もう少し深く掘り下げていきます。

 

それでは、iHasta Luego!(またね！)

 

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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一