フラメンコはカンテ(歌)が一番難しい！？

フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。

 

フラメンコの歌のことを

カンテ(Cante)と言います。

切なさと力強さが混在したカンテは、

もともとは迫害や差別されたジプシーたちの

嘆きや苦しみを歌ったものと言われています。

 

踊り、歌、ギターと３つの役割がある

フラメンコですが、

その中でも比較的とっつきやすいのが

カンテです。

というのも、

踊るためには、靴やファルダ(フラメンコ用スカート)

ギターを弾くためには、当たり前ですが

ギターが必要になります。

その点、歌は特に用具を必要としないので、

身一つでできます。

 

そうは言っても、

一番奥が深いのがカンテだったりします、、。

 

まず、発音の問題。

外国人が日本の演歌を歌うことがありますよね。

「うまいなー」

と思うことはあっても、

ちょっとした発音やイントネーションの違いなど

気になる方も多いのではないでしょうか？

 

それぐらい言葉はすぐに分かってしまいます。

 

スペイン生まれのフラメンコは、

スペイン語で歌われます。

その中でも

アンダルシア地方で話される

アンダルシア弁という言葉で

歌われます。

アンダルシア弁についてはこちら
でお話しました。

 

「スペイン語ができないと

歌が歌えないんじゃ、ハードルが高いな～」

と思われるかもしれません。

 

が、スペイン語ができなくても

フラメンコに聞こえる方法があるんです。

 

そんな方法があったら知りたくありませんか？

 

そのやり方は

後日詳しくお伝えしますので、

お楽しみに！

 

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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一