こんにちは。
フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。
「将来プロのフラメンコギタリストを目指したいです」
突然届いた1通のメール。
送り主は名古屋在住の高校生。
ぼくのギター教材やメルマガで存在を知ってくれた彼が、
名古屋から深夜バスに乗って、はるばる東京にある
ぼくのギター教室へ相談に来てくれました。
「どうすればフラメンコギターが上達しますか?」
「スペインへの留学が必要不可欠であれば、
日本で何を学んでから行ったほうがいいのでしょうか?」
若者らしい熱くてまっすぐな質問に
ぼくも全力で話させてもらいました。
日本でプロとして活動したいなら、
まずは踊り伴奏ができるようになること。
留学前には一通りの曲種を弾けるようになること。
長期留学の前に短期でもいいのでスペインに行って、
現地の空気に触れること、などを話させてもらいました。
ぼく自身、ラテン歌手である父親の影響で
6歳からフラメンコギターを弾いていたものの、
具体的にどうやってプロを目指したらいいか分からないまま、
周りに流されるまま大学へと進学しました。
周りが就職活動する中、
たまたまインターネットで見つけた「学生フラメンコ連盟」の存在を知って、
フラメンコギターには「踊り伴奏」という仕事があることを知り、
そこからプロを目指したいと思ったのがきっかけでした。
周りのおかげもあって20代のうちにプロのギタリストとして
独り立ちすることができたのですが、
何もかも手探りの状態から、試行錯誤を重ねてきました。
その苦労や遠回りをなるべく後輩たちにはさせたくない。
もちろんムダにはならないにせよ、
遠回りは少ない分、もっと”先”へと進めるはず。
ぼくがかけたお金と時間よりも遥かに短い期間で
前に進めるはず。
そう思いつつ、ネットやリアルの場で発信してきていますが、
たまに、
「本当にこの想いが届いているんだろうか」
と不安になる時があります。
しかし、今日のような若くて希望に溢れた高校生から、
「池川さんの教材やメルマガを見て、道が開けた気がします」
「実際に会えて本当に良かったです」
と言ってもらえると、
やってきた甲斐があったとつくづく思いました。
「こちらこそありがとう。」と感謝を伝えたい。
今は昔に比べ、「夢は公務員」というような安定志向な若者が多いという話を聞く中、
こうした自分が「これだ!」と感じたものに、
まっすぐに挑戦しようとする気持ちに触れることができて、
こちらも勇気をたくさんもらいました。
全力で彼をサポートしたいし、
すでにスペインに留学中の生徒たちとも
協力し合って生きていってほしい。
ミュージシャンはともすれば孤独な存在。
ましてや異国の地、異国の文化で、
現地との圧倒的な「差」や「壁」と
対峙しなければならず、
その精神的プレッシャーは計り知れない。
そんな時支え合える仲間の存在は、
とても励みになる。
もちろん依存せず、
お互いが自立した存在でありながら
時には甘え、時には支え合いながら
過ごしていってほしいと思っています。
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それではこれからも
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自分と周りを幸せするアーティストになろう。
フラメンコ音楽の専門家
池川寿一