こんにちは！
フラメンコギタリスト池川寿一です。
フラメンコの疑問・お悩みに答える、
『フラメンコなんでも質問箱』
に、読者様からのご質問が届きました。
片っ端から答えていきましょう！
Sさん／静岡県
「爪の手入れ、ケアについて」
【ご質問】
私は魚釣りが大好きですが、
でも、時として割れる場合があります。
中学３年生からクラシック・ギターを始めていますが、
その時は鋼鉄のように固く柔軟でしたが、
普段の食事に気をつける事はありますか。
池川さんはどのように爪のケアをされてますか。
宜しくお願いします。
【池川の回答】
爪のケアはギタリストの関心事の一つですね。
食事で気をつけていることはありますが、
それは爪のためというより、健康のためです。
(ギタリストは身体が資本ですからね！)
爪のためにカルシウムを多く摂ったりということはしていないので
しいて気をつけていることといえば爪のケアです。
・「乾燥」と「小さなヒビ」に気をつける。
爪にとっての一番の天敵は「乾燥」です。
特に今のような冬場は空気も乾燥し、
普段より割れやすい傾向にあります。
そのため、爪を保湿するクリームを塗るのがいいかと思います。
(私はゴマ油？みたいな保湿クリームを塗っています)
そして、ギターを弾き続けると、
目に見えない細かな「ヒビ」が入り、
それが些細な衝撃によって大きなヒビになる、
(ダムの決壊と同じような仕組みです)
爪がヒビ割れてないように感じていても、
細かな紙ヤスリでかる～
・やっぱり「地爪」が大事
ぼくの場合は仕事で毎日ギターを弾くので、
爪がかけてしまってはコンディションが左右されてしまうため、
ティッシュを爪に乗せて、瞬間接着剤を上から
塗ったりするなどして補強していますが、
普段はなるべく何も塗らないようにし、
「地爪（ぢづめ）」を労るようにしています。
練習の段階ですぐに割れてしまう場合は、
日々のケアを大切にしつつ、
ひょっとしたら力が入りすぎの可能性もあるので、
自分自身の演奏を見なおして、
爪になるべく負担をかけないような
弾き方を考えてみるのもいいかもしれませんね！
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それでは、
これからもフラメンコを
楽しんでいきましょう！
あなたの人生に
情熱の火が灯りますように。
ではまたー！
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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
