フラメンコ上達のための８ステップとは！？

フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。

今日から

フラメンコ上達のための８ステップとは！？

というテーマでお話します。

 

プロやアマチュア問わず、
過去にたくさんの舞踊伴奏を経験しながら、
同時にいろいろな悩みを聞いてきました。

「一日練習してもなかなか上達しないんです」

「先生の振り通りに踊っているのに、フラメンコらしく見えないんです」

そこで、ぼくなりにフラメンコの
効果的な自主練習法について、
８つのステップに分けてみました。

ステップ１「フラメンコ音楽を集める」

ステップ２「フラメンコ音楽を聴く」

ステップ３「リズム訓練をする」

ステップ４「コンパスを叩く」

ステップ５「フラメンコ音楽と融合させる」

ステップ６「参考事例を増やす」

ステップ７「ストーリーを作る」

ステップ８「世に出る」

です。

 

これだけだとなんのこっちゃ、

と思われるかと思いますので(^^;)、

簡単に概要をお伝えすると…。

 

ステップ１「フラメンコ音楽を集める」
では、とにかくフラメンコ音楽
(DVDなどの動画も含まれます)
を集めることから始めます。

なにか新しいジャンルの勉強をする時に、
教科書や参考書を買い集めるように、
自分が取り組みたいフラメンコの音楽を集めることから始めましょう。

ステップ２「フラメンコ音楽を聴く」は、
ステップ１で集めた
フラメンコ音楽をとにかく毎日聴くクセをつける、
というものです。
毎日最低１曲、時間にして４～５分程度、
まさに「ガマンや努力なしに続けられる」上達法です。

 

ステップ３「リズム訓練をする」からは、
実際に自分の身体を動かしてリズムを作る作業に入ります。
ここではパルマ(手拍子)を叩くための基本的な知識と技術を習得します。

ステップ４「コンパスを叩く」では、
ステップ３で学んだパルマを使って、
本格的なコンパス（フラメンコ独特のリズム・パターン）を叩いてみます。

ステップ５「融合させる」 は、
音楽とリズムを組み合わせ、

その世界観に溶けこませるという作業です。

ステップ６「参考事例を増やす」は、
いろいろな音源からパルマやハレオなどの
コピーの仕方を学びます。
自分の中の「引き出し」を増やす作業ともいえます。

 

ステップ７「ストーリーを作る」は、
今まで得た知識と技術を組み合わせて、
自分なりに踊りの構成を考える作業です。

 

ステップ８「世に出る」 は、
これまでに学んだことを活かし、
日々の練習やレッスン、
発表会やステージなど本番で生かすための
知識やノウハウをお伝えします。

この流れが、
「どうやってフラメンコって勉強したら良いの？」
という方の道しるべになってくれれば嬉しいです。

 

明日から、

ステップを一つずつ解説していきますね！

それでは、iHasta Luego!(またね！)

 

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自分と周りを幸せするアーティストになろう。

フラメンコ音楽の専門家
池川寿一