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フラメンコの入り口はセビジャーナスから!?その理由とは?

日本フラメンコ協会が2020年に開催する
「PUENTE de SEVILLANAS」

そのイベントが発表されたこともあり、
新しく動画を撮影しました。

テーマは「セビジャーナス」について。

というのも、ふとネットで

「セビジャーナス」

と検索してみたのですが、
踊り方や歌についての解説はあっても、
ギタリスト目線や、
フラメンコ以外の人が興味を持ってもらえるような
コンテンツが少ないように思えたんですね。

「どんなリズム?」
「どんなメロディ?」
「セビジャーナスのすごい所って?」
「どうやって伴奏するの?」
「なんの歌を覚えたらいいの?」

など、
フラメンコ初心者が陥りがちな
疑問をギタリスト目線で解説した動画を
撮りました。

随時公開していきますので
こちらはお楽しみに。

 

さて、本日は

「フラメンコの入り口はセビジャーナスから!?その理由とは?」

というテーマでお話します。

一口にセビジャーナスと言っても
いろいろな曲種(曲の種類)があります。

セビジャーナスというのは、
スペインの春祭りでよく踊られるのですが、
日本では踊りの練習生が一番最初に取り組む曲
でもあります。

そのため、ぼくたちギタリストも
まずはこの曲を伴奏できたほうが、
その先にある

「踊り手や歌い手とのコミュニケーション」

にすぐに使うことが出来る、というのがあります。

 

ギタリストはともすれば、
自室にこもって練習してお終い、
となりがちですが、
フラメンコは人と合わせてナンボなんです。

一人で弾けた気になっても、
いざパルマ(手拍子)と合わせると
ズレてしまったり、
歌い手や踊り手と合わせると、
急にアタマが真っ白になって
崩壊してしまったり、、。。

「先生!家で一人でなら弾けるんです!」

と生徒から言われますが、

いえいえ、

人と合わせてナンボ!

です。

 

だって、

フラメンコ=コミュニケーション

ですから。

フラメンコには
たくさんの曲種(曲の種類)があるので、
何から手を付けたらいいのかがわからないのが現状です。

さらに曲の長さや構成も
踊り手によってまちまちだったり、、、。

その点、セビジャーナスの場合、

長さが決まっています。

構成が決まっています。

だから初対面でも合わせることができます。

それって他のジャンルの舞踊では
かなり凄いことらしいのです。

他ジャンルとコラボする場合、
少なからず事前に合わせる必要がありますが、

セビジャーナスの場合は前述の通り、
長さと構成が決まっているので、
踊り手同士で多少振り付けが異なっても、
最後はピタッと決まる事ができるんです。

面白いですよね〜。

そんなセビジャーナスですが、
東京オリンピックが開催される
2020年に、
2020人を集めてセビジャーナスを踊る
というイベントが開催されます。

それが、
日本フラメンコ協会主催の

「Puente de Sevillanas(セビジャーナスの架け橋)」

です。

ぼくも発起人の一人として、
このイベントを微力ながら
サポートしていきます。

協会としては
2020人のダンサーを集める予定ですが、
ぼくは歌い手やギタリストをたくさん集められたらいいなぁ、
と思っています。

フラメンコは踊りだけじゃなく、
歌やギターの3者で成り立ちますからね。

 

その意味を伝えるイベントにもしたいと
思っています。

今はまだフラメンコを知らなくても
2020年にはセビジャーナス1曲を
踊れたり、歌えたり、弾けたりする
ダンサーやシンガーやギタリストが
増えてくれたらいいですよね。

とにかく2020年が
フラメンコ界としてもとても楽しみですので、
一緒に盛り上がっていきましょう!

 

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ではまたー!

 

 

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自分と周りを幸せするアーティストになろう。


フラメンコ音楽の専門家
池川寿一

 

 

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