こんばんは!池川寿一です。
今日は台風の被害が各地で相次いでいるようです。
ぼくは、朝からギターレッスンがあったのですが、
生徒たちの安全を考えて、後日に延期。
今週末に控えた発表会の個人リハーサルも延期した所、
一日空いたので、思いがけず休息日となりました^^
先週末から、17歳のギター生徒の壮行会、
フラメンコギター実践会、
週末ギタリスト養成コース・デビューライブ、
発表会前の怒涛のレッスンと、
立て続けにイベント目白押しだったので、
今日ゆっくり休めてよかったです。
と言っても、ただボーっとしていたワケではなく、
今取り組んでいるプロジェクトを見つめなおしたり、
今後のライブやイベント、セミナーをスケジューリングしたり、
発表会の段取りやホームページの更新など事務的なことをしたりと、
かなりの作業が進みました。
やはり動いていないと落ち着かない性分のようです(笑)
作業の合間に、撮りためたテレビ番組を見ていたのですが、
その中で印象的な言葉があったので、ご紹介しますね。
「芸術」と「芸能」の違いはなにか?
というものです。
語ったのは、立川志の輔さん。
志の輔さんの師匠である、
立川談志から言われた言葉だそうです。
師匠曰く、
「我々は"芸術"と"芸能の間を生きている」
「"芸術"とは、それで飯が食えなくても、
自分が満足できるものを表現すること」
「"芸能"とは、目の前のお客さんを楽しませたり
満足させたりすること」
「我々はその間を見定めて、生きていかなければならない」
とのことです。
(セリフはうる覚えです。違かったらごめんなさい)
これは、ぼくたちギターという芸事に生きる
人間にとってもまったく同じだ、と思いました。
自分の内なる声を聞き、自分の表現を追求していくのか、
意識を外に向け、観客を楽しませることを追求していくのか、
どちらも大切な要素で、その間を行ったり来たりしていくうちに
自分の道が決まっていくのだと感じました。
自分に振り返ると、以前の自分は、
曲作りにしても、ライブ・パフォーマンスにしても
「オレが、オレが」という自己顕示欲が強かったように思えます。
今は、まだ未熟ながらも、
「どうしたら、もっと楽しんでもらえるか?」
「喜んでもらえるにはどうしたらいいのか?」
を考えられるようになりましたが、
芸事に生きる上では、両方のバランスが大切です。
その間を行ったり来たり、迷いながら悩みながら生きていく。
それが、大切なのかもしれません。
どう思いますか?
よかったらご感想くださいね!
それでは、雨ニモマケズ、台風ニモマケズ、
情熱的な一日をお過ごしください!
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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
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