本日も
激しい旋律とリズム、
生の指を使ってかき鳴らすのが、
フラメンコ・ギタリストです。
実はフラメンコの歴史の中でも、
ギターは比較的、新参者です。
もともと、ジプシーの嘆きや苦しみを
歌で表現し、
その歌に合わせて、
踊りが踊られるようになりました。
そして、最後に入ってきたのが
ギターなのです。
ぼくはフラメンコ・ギタリストなので
ギターについて語りたいことは
山のようにあるのですが(笑)、
よくある質問で、
「どうしたらフラメンコらしく聞こえるか?」
というのがありますので、
それにお答えしたいと思います。
これは答えから言ってしまうと、
ズバリ
「カンテ(フラメンコの歌)をよく聞くこと」
です!
なぜなら、再三お伝えしているとおり、
フラメンコの歴史を紐解くと、
歌から始まっているんですね。
歌のイントネーションや抑揚に合わせて、
踊りが踊られ、ギターが弾かれるようになったのです。
ケヒオと呼ばれる「嘆き」だったり、
メリスマと呼ばれる「コブシ」を
いかにギターで表現するか…。
それは、カンテを聞き続けていくと
自ずと答えが分かるのです。
かくいう自分も、
まだまだ勉強中のみですが、
「フラメンコはカンテ」
という言葉があるぐらい、
とても重要な要素なのです。
「もっとフラメンコらしく弾いてみたい!」
という方は、
ぜひカンテを聞いてみてはいかがでしょうか?
どんなカンテを聞いたらいいのかについては、
またこちらのブログでお知らせしますね(^^)
次回は、その他の
登場人物についてお話しますね。
お楽しみに!
「音楽やダンスの表現の幅を広げたい!」「ストレス解消したい!」「一生上達したい!」という方は、こちらのメールマガジン 「はじめてのフラメンコ音楽講座」でお届けしていますのでぜひご登録ください。
完全無料でご購読いただけますので、下のフォームよりお気軽にご登録ください。

音楽や踊りで自分の夢を叶え、
自分と周りを幸せするアーティストになろう。
フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
コメント