フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。
今回も、
バイレ(フラメンコ・ダンサー)の役割とは!?
というテーマでお話します。
前回、
バイレの役割の一つは
踊りと伝えました。
それだけだと、
「当たり前だろ!」
という声が聞こえてきそうなので(笑)、
今回から、
バイレならではの役割
に入ります!
さて、フラメンコの舞台を観てみると、
気がつくことがあります。
それは、
歌い手、ギタリストの存在です。
フラメンコは本来、
CDで踊られるものではなく、
歌い手、ギタリストと
即興的に合わせられます。
とはいえ、
基本的な流れがあり、
次の展開を踊り手がメインで
指示していきます。
そうつまり、
バイレはダンサーであると同時に、
指揮者(コンダクター)
としての役割があるのです。
バイレが、
「次はここで止まるよ!」
「ここで歌をちょうだい!」
といった合図を出すことによって、
舞台が進行するのです。
ちなみにこの合図のことを
ジャマーダ(llamada)
と言います。
バイレが踊り、
そろそろ止まりたいなー、
歌が欲しいなー、と思ったら
ジャマーダをする。
まさに指揮者のように
歌い手やギタリストに
合図を出して、
舞台を進めていくんですね。
ぜひ、
「baile」「flamenco」
と検索して、
どこにジャマーダがあるか、
探してみてくださいね!
ヒントは、
歌の直前、止まる直前
です(^^)
本日はここまでです。
次回もバイレの役割について
お話しますね!
それでは、iHasta Luego!(またね!)
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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
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