フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。
今回も、
バイレ(フラメンコ・ダンサー)の役割とは!?
というテーマでお話します。
前回と前々回で、
バイレの役割の一つは
1.踊り
2.指揮者(コンダクター)
と伝えました。
もう一つ、バイレの重要な役割があります。
それは、
パーカッショニスト(打楽器奏者)
としての役割です!
フラメンコの踊りで思い浮かぶのが、
力強い足さばき
ではないでしょうか?
サパトスと呼ばれる靴を
使って、床を力強く踏み鳴らします。
もともとは
迫害や差別を受けたジプシーの悲哀を、
床を踏み鳴らすことで表現していたと
言われています。
日本でもやりきれない思いや
怒りや悲しみを
地団駄を踏む
ことで表現したりしますよね。
前回お伝えした
ジャマーダ(llamada)
と呼ばれるバイレの合図も、
パソ(paso)
と呼ばれる一連の足技を使って
表現されます。
また、
エスコビージャ(escobilla)
と呼ばれる足技を見せるシーンは、
フラメンコの舞台の中でも
特に見せ場と言えます。
優雅さと力強さを
兼ね備えた踊り、
それこそがバイレの魅力なのです。
ぜひ、
「escobilla flamenco」
と検索して、
バイレの足技を堪能してみてくださいね!
本日はここまでです。
それでは、iHasta Luego!(またね!)
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自分と周りを幸せするアーティストになろう。
フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
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