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12拍子ってな〜に?

フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。

 

フラメンコには、コンパスと呼ばれる

フラメンコ特有のリズム・パターンがあります。

その中でも、「いかにもフラメンコ!」と感じさせる、

12拍子についてお話します。

 

「12拍子ってなぁに?」と思われるかもしれません。

 

12拍子を理解するために、

ビジュアルでイメージできるようにしましょう!

 

ぼくが、12拍子を理解するのに使っているのが、

ズバリ「時計」です。

12拍子.jpg

 

リズムが真上の12時から始まって12時に戻っていく、
ちょうど1周で12時(=12拍)ですね。

さて、

「10」でも「11」でもなく、
どうして「12」拍子なのでしょうか?

ぼくが思うに、
時計(=12時)や干支(12)に代表されるように、

12という数字には人間の生活のリズム、

人間のリズムがここに込められているのだと思います。

また12と言う数字は、

「2拍が6つ」とも取れるし、

「3拍が4つ」とも取れるし、

「6拍が2つ」とも取れる…。

つまり、12拍の中身が自由自在であるということです。
 

2拍子になったり、3拍子になったり…。

フラメンコでは1曲のなかで
2拍と3拍が行ったり来たりするため、
油断すると、平気でリズムが外れてしまいます。

そこがエキサイティングであるし、
面白いところでもあるんですね!

ぜひ参考にしてみてください。

それでは、iHasta Luego!(またね!)

 

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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一

 

 

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