フラメンコの曲種の
構成の伝え方についてお話します。
踊りの構成を伝えるのが
苦手な練習生は多いようです。
せっかくの合わせなのに、
構成を伝えるのに四苦八苦してしまい、
ギターと合わせる時間が少なくなってしまう…。
なんだか踊りを踊る前から
疲れてしまう踊り練習生が多いように見えます^^;
そこで、ぼくなりに
分かりやすい構成の伝え方を解説しますね。
それは、ズバリ
歌い手が知りたい情報、
ギタリストが知りたい情報を
把握すること
です。
歌い手知りたい情報とは、
歌の数です。
たいていのフラメンコの曲種は
歌(レトラ)はひとつ、もしくはふたつで成り立っています。
踊りを踊る前に、
歌をいくつ歌ってほしいのかを伝える必要があります。
さらに、歌の長さについて要求があるのであれば
それも伝えます。
たとえば、アレグリアスの歌(レトラ)は通常、
11コンパスですが、
短い場合は9コンパス、長い場合は13コンパスと、
大抵2コンパス程度の伸び縮みがあります。
歌ってほしい歌の種類に指定がある場合、
その歌の名前、もしくはメロディや歌詞が口ずさめると
イメージが伝わりやすいかと思います。
そのため、日ごろから歌をよく聴いておくのも
訓練になりますね^^
タラントやシギリージャなど、
歌い手によって長さが異なる場合は別ですが、
たいていの歌の長さは決まっています。
そのスタンダードな長さを基準に、
「長く歌ってほしいのか」「短く歌ってほしいのか」
が決まっているようでしたらそれも
歌い手に伝えたほうが良いでしょう。
ポイントは、
歌の数と長さ
です。
参考にしてみてくださいね!
次回は、
ギタリストへの構成の伝え方
についてお話します。
お楽しみに!
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自分と周りを幸せするアーティストになろう。
フラメンコ音楽の専門家
池川寿一
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